東京都武蔵野市吉祥寺の「医療法人社団優英会/吉祥寺総合歯科クリニック」

「セラミック治療」は、見た目の美しい口元を実現するための治療です。しかし、歯はただ美しくすれば良いわけではありません。吉祥寺総合歯科クリニックのセラミック治療は、「美しさ」と「噛む機能」を兼ね備えた歯を作ることを目指しています。

そのために行っている取り組みをご紹介します。

セラミックの中でも高い審美性と耐久性を誇るのが「ジルコニアセラミック」です。
人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアセラミックは耐久性が高く、食いしばりが強い方でも使用できます。金属を使用していないため金属アレルギーを引き起こすリスクもありません。

天然歯に近い色と強度を持つ「オールセラミック」。金属を一切使用していないため、身体にも優しいです。耐久性はジルコニアセラミックと比べると若干落ちます。

従来の方法では、粘土のような印象材をお口に入れて「歯型」をとっていましたが、当院では先進的な「光学スキャナ」を導入。お口の中をスキャンするだけで、患者さんの口腔状態を正確に把握できるようになりました。これにより、従来の方法と比較して以下のようなメリットがあります。

• 苦しい型取りが不要
• 口腔状態をより精密に記録可能
• 治療精度の向上

従来型のシリコンによる型取りも行っています。治療内容に応じて、適切な型取り方法を選択します。

高倍率ルーペを使用することで、患部を大幅に拡大して確認することができます。狭くて複雑な根管から感染部位を確実に取り除くためには、視界の明瞭さが不可欠。高倍率ルーペを活用することで、治療の質が大きく向上します。

当院では、型取り材を使って歯型を取ることもあります。当院の型取り材はシリコン製で、デジタルの光学スキャナーよりも精度の高い型取りが行えます。

光学スキャナーを使用するか、シリコンの型取り材を使用するかは、症例に応じて適切な方法を選択します。

歯並びの美化について考える際、多くの方が「矯正治療」を思い浮かべるのではないでしょうか。
通常、矯正治療は数年に及ぶ治療期間が必要であり、簡単に始められないと感じる方も多いと思います。
そこで、当院が提案するのが「セラミック矯正」です。
これは、わずか数回の来院で歯並びを整えるだけでなく、歯の形や色も美しく整えることができる治療方法です。
以下の表で、一般的な矯正治療とセラミック矯正の主な違いを比較しています。

笑ったとき、下唇のアーチと歯並びのアーチを一致させることで、口元の美しさを際立たせることができます。
山崎長郎著『エステティック クラシフィケーションズ（クインテッセンス出版）』より引用

「中切歯（1.618）」：「側切歯（1）」：「犬歯（0.618）」の配列にすることで、前歯の審美性が格段と向上します。
山崎長郎著『エステティック クラシフィケーションズ（クインテッセンス出版）』より引用

正中線とは、顔の真ん中を通るラインのこと。
上の前歯の真ん中を通るラインを、正中線に合わせることで歯並びがバランスよく見えます。

口元の美しさは「歯肉」も重要な役割を果たしています。
生物学的幅径を尊重し、適合性の良い被せ物を製作する必要があります。

セラミック製の白い被せ物をする「CAD/CAM冠」は、2023年12月から保険適用での治療が可能となりました。以前は、健康保険が適用される歯には一定の制限がありましたが、現在はすべての歯が保険の適用対象となっています。
下記のようなメリット／デメリットのある治療方法のため、当院では患者様とご相談した上で施術にあたっています。